デンタルコラム

虫歯などの前歯のトラブルは「自然な見た目」に治療できます!【症例紹介あり】

こんにちは、おくだ歯科医院院長の奥田裕太です。

歯の中でも前歯は、しゃべっていても笑っていても必ず見える歯ですから、虫歯などトラブルが生じるとどうしても目立ってしまいます。

『人は見た目が9割』という本があるほど、見た目は人の印象や評価に大きな影響を与えるので、前歯のトラブルに関しては特に見た目、つまり審美的に質の高い治療が必要です。

当院では、コンピューター技術や3Dプリンタを使ったり、ホワイトニングや矯正治療・歯周外科治療と組み合わせたりと、患者様の症状や要望に合わせ、前歯のトラブルに対して様々な角度からの治療を提供しています。

残念ながら、

  • どんな治療が適しているか?
  • どれくらいの治療期間がかかるのか?
  • 治療費用はいくらくらいになるのか?

などは、患者様のお口の状態、好み、理想によって大きく変わるため、一概には言えません。

そこで今回は虫歯を含めた前歯の治療に関する症例を、合計4つご紹介します。今前歯のトラブルでお悩みの方は、参考にしていただければ幸いです。

なお、お口の中の写真などが掲載されているため、苦手な方やお食事中の方はあらかじめご注意ください。

目次
  1. 最新技術を活用しながら、コストを抑えて自然な見た目を実現
  2. ホワイトニングを組み合わせた、より高品質な治療を
  3. 「より美しい口元に」を叶えるトータルな虫歯治療
  4. 「自然な笑顔」を取り戻す歯周外科治療
  5. まとめ

最新技術を活用しながら、コストを抑えて自然な見た目を実現

1人目にご紹介するのは、虫歯等の病気にはかかっていないものの、奥様に前歯の形を指摘されて来院された50代男性の患者様です。

ご本人としては治療前の前歯でも満足されていたため、あくまで奥様にご納得いただける結果を目指すことになりました。そこで歯の色は現状を維持し、形も大きく変えずに、欠損している部分のみを修復する方法を提案しました。

まずは事前にコンピューター上で前歯のデザインを行い、患者様とゴールを共有。その後、3Dプリンターで作成した模型を使い、ダイレクトボンディングという手法で歯の形を整えました。

使用した素材は健康保険が適用される強化プラスティックです。

患者様のお口の状態と、ご自身の理想的なお口の状態のギャップが小さい症例でしたので、治療期間は1ヶ月程度、治療費用も前歯のデザイン料5万円+保険診療費で収めることができました。

より詳しい内容については、前歯が欠けた50代男性 M.S様をご覧ください。

ホワイトニングを組み合わせた、より高品質な治療を

2人目にご紹介するのは、前歯の色が気になるということで来院された20代女性の患者様です。

10代の頃に虫歯が原因で前歯のうち1本を被せ物にしたところ、20代になってから色が合わなくなって目立つのでなんとかして欲しい、とのことでした。

20代の女性ということもあり、「きれいな見た目にして欲しい」という審美的なこだわりがある一方で、社会人になりたてということで「費用はできるだけ抑えたい」というご要望もありました。

そこでまずは色の合っていない被せ物を外して歯の根の治療を行いました。並行してホワイトニングを実施し、その後周囲の歯と合う色合いの被せ物を制作しました。

治療期間は6ヶ月。被せ物の素材に健康保険が適用されないセラミックを使用したうえ、ホワイトニングも行ったため、治療費用は約20万円になりました。

決して安い金額ではありませんが、患者様には術前との差にご満足いただくことができました。

より詳しい内容については、前歯の色が気になる20代女性A.E様をご覧ください。

「より美しい口元に」を叶えるトータルな虫歯治療

3人目にご紹介するのは、前歯の虫歯が気になるということで当院を受診された40代男性の患者様です。

この患者様は前歯の虫歯以外にも様々なトラブルを抱えられていましたが、「この際だから徹底的にきれいにして欲しい」というご要望で、費用面でも「それだけの価値があるなら問題ありません」とおっしゃっていただきました。

そこで虫歯を含めたトータルな治療を提案することになりました。まずコンピューター上で理想的なお口のデザインを行い、患者様とゴールの共有をしました。

そのうえで虫歯の治療、矯正治療、歯周外科治療、ホワイトニング、被せ物の作成・装着が必要であることを説明。ご本人の了承を得たうえで、治療をスタートさせました。

治療期間は約1年半、治療費用も約150万円と時間もお金もかかりましたが、術前のシミュレーション通りの治療を行うことができ、患者様にもお喜びいただけました。

より詳しい内容については、前歯を綺麗にしたい40代男性 U.T様をご覧ください。

「自然な笑顔」を取り戻す歯周外科治療

最後に紹介するのは、ご自身の不自然な笑顔に悩まれて来院された60代男性の患者様です。

診察をしてみると、歯ぎしりによって前歯を含む多くの歯が削れ、かなり短くなってしまっていました。特に前歯に関しては状況がひどく、自然な笑顔を取り戻すためには複数の被せ物と、大掛かりな歯周外科治療が必要だと判断しました。

来院当時、おくだ歯科医院ではコンピューターによるシミュレーションソフトがなかったため、まずは模型を使って患者様とゴールを共有しました。

どの部位をどのように治療するかを入念に説明したうえで、患者様の了承を得て治療をスタートさせました。

外科処置によって歯茎を引き下げる治療を行いつつ、同時に削れてしまった歯をかさましする被せ物を作っていきました。

治療期間は約1年半、治療費用は約380万円となりましたが、来院時に比べるととても若々しく、自然な笑顔を実現することができ、患者様にもご満足いただくことができました。

より詳しい内容については、歯が短いことを気にされていた60代男性 K.N様をご覧ください。

まとめ

虫歯をはじめ、前歯のトラブルは見た目に大きく影響します。そのため、きちんと時間と労力をかけて治療する方が、のちのち患者様が後悔されずに済むのではないかと当院は考えています。

大阪十三のおくだ歯科医院では、患者様の症状と要望に合わせた治療を提案しておりますので、前歯のトラブルにお悩みの方はぜひ一度、お電話でご相談いただければ幸いです。

院長 奥田

前歯の色を揃えたい、白く見せたいなど、ホワイトニングに興味があるという方は、D careのInstagramからもご相談いただけます。ぜひご活用ください。

診療内容

当院について

デンタルコラム

院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

詳しく見る