デンタルコラム

【まとめ】年代に合った歯医者でのメンテナンスを!プロが教える「今のあなた」に必要なデンタルケアとは?

三世代

医療がこのまま発達していけば、私たちの人生はもっと長くなります。しかしその人生が病気ばかりの人生だったら、楽しくはないでしょう。

例えば歯がボロボロになって、好きな食べ物をうまく噛めなくなったら……QOL(人生の質)は大きく下がってしまいます。

こうした事態を防ぐには、年代ごとに適した歯のメンテナンスを受ける必要があるのですが、この事実は意外と知られていません。

むしろ「自分は毎日歯を磨いているから大丈夫」「虫歯になったことがないから大丈夫」と思っている人が大半です。

しかし現実問題として、歯のメンテナンスを自分で全てやるのは不可能。どうしても歯医者や歯科衛生士の力を借りる必要があるのです。

ここではなぜ年代別の歯のメンテナンスが必要なのかを説明するとともに、どんなメンテナンスが必要なのかを年代ごとに解説した記事をまとめておきました。

自分はもちろん、大切な家族の人生を守るためにも、ぜひともご一読ください。

目次
  1. どうして年代別の歯のメンテナンスが必要なのか
    1. 統計データで見る「歯を抜くことになる理由」
    2. 歯を抜くことで、歯を残す
  2. 年代別の歯のメンテナンスについての記事まとめ
    1. 幼年期
    2. 6歳から12歳まで
    3. 10代から20代まで
    4. 30代・40代・50代
    5. 60代、70代以降
  3. まとめ

どうして年代別の歯のメンテナンスが必要なのか

首をかしげる女性

どうして年代別の歯のメンテナンスが必要なのか。その答えはずばり、年代によって注意するべきお口の病気が違うからです。

統計データで見る「歯を抜くことになる理由」

引用元:e-ヘルスネット

こちらの歯を抜いた原因についての統計データを見ると、すぐに理解してもらえるはずです。

左のグラフは歯を抜くことになった主な理由の割合を示したもの。右のグラフは年代別に、歯を抜いた理由別に抜歯数をカウントしたものです。

10代いっぱいまでは、歯並びを矯正するための抜歯が基本です。しかし20代に入る頃からう蝕=虫歯による抜歯が一気に増え、30代に入ると少しずつ歯周病が原因で抜かれる歯が増えてきます。

40代になっても歯周病が原因の抜歯の増加傾向は続きますが、同時に歯ぎしり・食いしばりが原因で起きる破折(割れる・欠ける)による抜歯が目立ち始めます。

50代に入ると歯周病による抜歯が大きな割合を占めるようになります。虫歯による抜歯の割合は小さくなり、破折による抜歯と同程度になっています。

60代で抜歯の本数はピークを迎えます。ここでもやはり、抜歯の最も大きな要因は歯周病だということがわかります。

70代以降はそもそももう歯の数自体が少なくなっているためか、抜歯の数は減っていきますが、それでもやはり歯周病は不動の一位となっています。

このように年代によって注意するべきお口の病気が違うため、年代に合わせたメンテナンスが必要になるのです。

歯を抜くことで、歯を残す

このように書くと「自分は絶対に歯を抜きたくない!」と思う人もいるかもしれません。しかし一概に「歯を抜くこと=ダメなこと」とは言えません

もしある患者様が、親知らずが奥歯に当たって生えてきているせいで、奥歯と親知らずの間に歯石がたまり、歯周病が進行しているとしましょう。

このまま親知らずを抜かずに放置していると、歯周病は確実に歯をむしばみ、奥歯はもちろんそれ以外の歯まで溶かしてしまいます(歯周病についての詳しい説明は歯周病の原因と大切な予防歯科)。

この場合の親知らずの抜歯は、他の歯を残すための適切な治療と言えます。

あるいは、別の患者様は噛み合わせが悪く、受け口(反対咬合)になってしまっていたとします。

実は80歳まで20本の歯を残した人のうち、受け口の人は0%だったというデータがあります。つまり、受け口の人はいずれ歯を大量に失う確率が高いということがわかっているのです。

この他、前歯がかみ合っていない(開咬)、出っ歯(上顎前突)、噛み合わせが深い(過蓋咬合)など噛み合わせに問題がある人たちは軒並み、老年期に歯が少なくなっていることがわかっています。

このように考えると、若いうちに歯を抜いてでも噛み合わせを改善しておくことは、結果的には自分の歯の維持につながることがわかります。

年代別の歯のメンテナンスについての記事まとめ

三世代ファミリー

では、こうした適切な治療を、しかるべきタイミングで受けるにはどうすればいいのでしょうか。答えは簡単。歯医者に行く習慣を身につけ、年代ごとに応じたメンテナンスを受けることです。

以下に年代別の歯のメンテナンスについての記事をまとめました。自分や家族が該当する記事を読んで、年代ごとに必要なメンテナンスについて知っておきましょう。

幼年期

この時期の歯のメンテナンスで必要なのは、「虫歯菌を感染させない」「お口の機能の正常な発育を促す」「歯ブラシの習慣を身につける」「歯医者に慣れさせる」の4つです。

<詳細記事は随時更新>

6歳から12歳まで

この時期は生えてきた永久歯の虫歯の管理・治療と同時に、歯と顎が正常な発育をしているかどうかを確認し、問題があれば発育の促進、場合によっては抑制のための治療することが大切です。

<詳細記事は随時更新>

10代から20代まで

若いので多少歯のケアをサボってしまっても、なんとかなってしまう年代です。しかし10〜20代の習慣は、歯周病が進行する30代にそのまま引き継がれていくもの。

将来のお口の健康を考えるなら、この記事から正しいデンタルケアを習慣づけておくことが大事です。

<詳細記事は随時更新>

30代・40代・50代

歯周病が水面下で進行し始める30代、表面化し始める40代、深刻化する50代と、歯のケアにおいてはターニングポイントとなるのがこの時期です。

仕事や子育てなど、ライフイベントもたて込む年代ですが、症状に応じた早めのケアが必要不可欠です。

30代、40代、50代の人必読!将来総入れ歯にならないために歯医者に通って欲しい理由

60代、70代以降

信頼できる歯医者を見つけ、しっかりと腰を据えて治療に臨む必要が出てくる年代です。なぜなら、この時期まで歯のメンテナンスの習慣がついていなければ、なんらかのトラブルを抱えているはずだからです。

それ以上放っておけば、余計に治療費はかさみ、治療期間も長期化していくだけ。お口の健康を取り戻したいなら、覚悟を決めなければならないタイミングです。

<詳細記事は随時更新>

まとめ

歯周病は痛みのない病気です。そのため、自覚症状のない時に「今のうちから治療しておきましょう」と言われても、なかなか危機感は生まれないものです。

そのお気持ちは歯医者としても十分理解しているつもりです。しかし、歯周病が放っておくと確実に進行していく病気なのも事実。これは冒頭で見たグラフからもわかりますよね。

これを食い止めるには、専門的な技術と経験を持つ歯医者に、早いうちから診てもらう必要があります。

未来の自分や家族のお口の健康を守るためにも、できるだけ早く「行きつけの歯医者」を見つけることをおすすめします。

院長 奥田

おくだ歯科医院は創業当初から歯周病治療に力を入れてきた歯医者です。「どの歯医者に行けばわからない」という患者様は、ぜひ一度当院にご相談ください。

診療内容

当院について

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院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

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