デンタルコラム

キシリトールタブレットのご紹介

こんにちは。歯科衛生士の松田です。

暑い日が続きますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。まめに水分補給をおこない、熱中症に注意しましょう。

目次
  1. 新商品入荷
  2. キシリトールの効果
    1. むし歯菌の酸の生成抑制
    2. 唾液分泌促進
    3. プラークを減少させ落ちやすくする
  3. 最後に

新商品入荷

今日は院内で半版にしているキシリトールタブレットの新商品が入荷されましたのでご紹介いたします。

キシリトールとは植物等にも存在している天然の甘味料で、砂糖と同じくらいの甘さがありますが、むし歯を予防する天然甘味料として北欧諸国で多用されチューイングガムやタブレットなどに使用されてます。

キシリトールの効果

むし歯菌の酸の生成抑制

むし歯菌は砂糖などの糖分をとりこみ分解し酸を産生します。

その酸が歯を溶かしむし歯の原因になるのですが キシリトールはむし歯菌に取り込まれても分解されないので酸産生の原料になりません。

唾液分泌促進

味覚が刺激されるので唾液分泌が促進され、歯の再石灰化につながります。

また吸収速度も遅いので血糖値の急上昇がなく代謝するのにインスリンを必要としないので糖尿病の人が摂取しても心配ありません。

プラークを減少させ落ちやすくする

キシリトールの摂取を3ヶ月続けると虫歯菌からプラークが作られる量が少なくなり粘着性も低くなるため、歯ブラシで清掃しやすくなります。

タブレットは1度に2~3粒を1日3~7回とりいれるのが効果的です。

最後に

院内で販売しているタブレットはキシリトール配合100%です。試食することもできますので気になる方はスタッフまでお気軽にお声がけ下さい。

また、スーパーなど市販のものでもキシリトール配合のタブレットは販売されていますが 配合率が50%以上のものを選択するようにしてみてください。

診療内容

当院について

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院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

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