おくだ歯科医院の宮永です。
10月21~23日に開催された第23回日本歯科医学会総会に参加しました。この学会は4年に1回開催される歯科界最大のもので、様々な分野の講演やシンポジウムが執り行われました。
今回の学会には、「日本のスポーツ振興と歯科医学・歯科医療~2020年東京オリンピックに向けて~」という講演が目的で参加しました。2020年東京オリンピックの開催を控え、スポーツ歯科医学の推進と今後を議論するということがテーマで、スポーツ歯科医学界の著名な先生方の貴重な情報、意見を聴くことが出来ました。
スポーツ歯科医学という言葉はあまりなじみがないと思いますが、みなさんの日常生活に非常に関わりの深い分野です。
スポーツ歯科医学は、スポーツ医学の一部門であり、スポーツおよび運動による歯の損傷ならびに口の疾患の予防及び治療を行います。
私が大学病院に在籍していた時には、部活動を行う中高生、大学生にスポーツマウスガードを提供したり、口の中をチェックし必要に応じて治療を行うなどの活動を行っていました。おくだ歯科に勤めだしてからは、このような機会は減りましたが、スポーツ歯科医学に関する学会には毎年参加し、情報の更新を行っていきたいと思っています。