こんにちは。デンタルアシスタントの中谷です。
先日、土用の丑の日があり、美味しいうなぎを召し上がったという方もいらっしゃるかと思います。実は歯にもたくさん記念日があります。4月8日は「よい歯の日」、6月4日は「むし歯予防デー」。11月8日は『いい歯の日』とされているのですが、8月8日は『歯並びの日』でした。
皆様はご自身のかみ合わせや歯並びについて悩み事はありますか?可能であるならば、芸能人のようなきれいな歯を目指したいという方もいらっしゃるかと思います。
かみ合わせには大きく分けて3種類あります。
- かみ合ったときに上下の歯が満遍なく当たる状態
- かみ合ったときに上の前歯が前方に出ておりかみ合わない状態(出っ歯もこの部類です)
- かみ合ったときに下の前歯が前方に出ておりかみ合わない状態(受け口と呼ばれます)
参考症例 生まれつき左右の糸切り歯(犬歯)が無い患者さん
子供の歯の為大きさが小さく前歯の間が空いています。その為矯正治療を行い前歯にセラミックと二本のインプラントを使って治療を行うことになりました。
矯正治療中
矯正終了時
セラミックが入った状態
歯並びには親から子へ受け継ぐ遺伝性のものもありますが、日頃の生活習慣が歯並びに大きく影響を及ぼす場合もあります。例えば、小さなころから指しゃぶりをしていたり、頬杖をよくついていたり、寝ているときに口呼吸をしていたり、普段から舌が前歯を押していたり…。自分では気づかないうちに、歯並びに影響を及ぼすような『癖』を何年も続けてしまっていると、徐々に歯並びに悪影響を与えることになってしまいます。その癖に気づくためにはやはり歯の専門医がいる歯科医院に早くから通院することが大切です。マウスピ-スを就寝時に装着することで今以上悪影響が出ないよう予防することができ、矯正やかぶせ物のやりかえなどで歯並びを改善することも可能な場合もあります。少しでもご自身のかみ合わせや歯並びにお悩みの方、気軽にご相談下さい。