デンタルコラム

「医院を支える“架け橋”になりたい」受付スタッフのやりがいと“6年間ずっと”目指し続けている目標とは?【受付インタビュー】

みなさん、こんにちは。大阪十三のおくだ歯科医院、院長の奥田裕太です。

多くの場合、歯科医院の受付の仕事はお会計次回の予約手続きなどです。歯科医院によっては、受付のスタッフが歯科助手を兼任していることもあります。

これに対して、当院の受付スタッフが歯科助手として治療に参加することはありません。その代わり、お会計、次回の予約手続きに加え、患者様にお渡しする説明資料の作成医院の経理に関わる業務など、細かな裏方の仕事を担ってもらっています。

今回は受付スタッフの中から、小林 千奈美にインタビューをさせてもらいました。彼女は6年前から当院で働いてくれていて、その間に結婚、出産を経験し、産休を経て復帰。当時も今もムードメーカーとして医院を明るく元気に盛り上げてくれています。

そんな彼女に、歯科医院の受付になったきっかけや仕事で苦労したこと、やりがいを感じること、さらにはこれからのライフプランについても話してもらいました。

目次
  1. 元テーマパーククルーが歯科医院受付になったきっかけは「おばあちゃんの付き添い」
  2. 歯科医院の受付の仕事とは?「この仕事に就いて、1番苦労したのは“歯科用語”でした」
  3. 仕事のやりがいを感じるのは「“患者様の記憶に残っている”と実感できた時」
  4. 目標は「“架け橋”になること」と「上司2人のようになること」
  5. おくだ歯科医院だからこそ迷いなく選べる、人生のネクストステップ
  6. まとめ

元テーマパーククルーが歯科医院受付になったきっかけは「おばあちゃんの付き添い」

__まずは、おくだ歯科医院で働き始めるまでの経歴について教えてください。

小林:短大卒業後、あるテーマパークのアトラクションクルーのアルバイトとして数年勤めました。

そのあとドラッグストアでのアルバイトを経て、おくだ歯科医院とは別の歯科医院で受付を経験し、26歳の時におくだ歯科医院に正社員として就職しました。

__おくだ歯科医院の求人はどこで見つけましたか?

小林:ハローワークです。歯科医院に限らず、医療系の受付を中心に調べていて、最終的に歯科医院の受付の面接を2つ受けました。

__どうして医療系の受付になろうと思ったのですか?

小林:きっかけは、自分のおばあちゃんの病院に付き添ったことでした。とある総合病院に一緒に行ったのですが、忙しかったのか、その時の受付の方の対応が少し冷たく感じたんです。

私のおばあちゃんを含め、医療機関に来られる方の大半は病気や怪我、心身の不調など、何かしらネガティブなものを抱えておられます。

ただでさえ辛い思いをして来ているのに、そこで冷たい態度を取られたら、とっても悲しい気持ちになりますよね。

その時に「もっと安心させてあげられるような、来て良かったなと思ってもらえるような対応が、私だったらできるのに」と思ったのがきっかけで、医療系の受付を目指すことにしました。

当時、より長く続けられるような安定した仕事に就きたいという思いもあったので、ちょうど良いタイミングでした。

歯科医院の受付の仕事とは?「この仕事に就いて、1番苦労したのは“歯科用語”でした」

__現在、小林さんが担当している、おくだ歯科医院の受付の仕事について教えてください。

小林:お会計とスケジュールの調整を含む予約業務、あとは患者様にお渡しする説明資料の作成、経理に関わるような数字の入力などです。チーフになると、これに教育経理なども加わります。

私の業務の中で一番大変なのは予約業務で、5つある治療用チェアの状況と、4〜5人ずつの歯科医師・歯科衛生士のスケジュール、患者様ごとの治療内容すべてを踏まえて、予約日時を調整する必要があります。

__歯科医院の受付として働いていて、一番苦労したのはどんなことですか?

小林:歯科用語の習得ですね。自分では専門用語を覚えるのは得意だと思っていたんですが、医療系の用語は内容が難しいのでなかなか頭に入ってこなくて……。

__その壁はどうやって乗り越えたのですか?

小林:上司や先輩に聞いたり、衛生士さんや先生たちに聞いたりして教えてもらいました。おくだ歯科医院には「こんなこともわからないの?」と言う人は一人もいないので、その都度質問をして、コツコツ覚えていくことができました。

仕事のやりがいを感じるのは「“患者様の記憶に残っている”と実感できた時」

__受付の仕事をしていて、やりがいを感じるのはどんな時ですか?

小林:患者様の記憶に残っていると実感できた時です。

例えば産休から復帰してから、患者様のお電話に対応した時のことです。私が電話に出ると、私の声を聞いた患者様が「あら、帰ってきたの?元気?」と言ってくださったんです。

帰ってきたんだなと思っていただけるだけでも嬉しいのに、その場でお声掛けくださったことが本当に嬉しかったです。

他にも直接お会いした時に「もう大きくなってきたんじゃない?」とか「もう○才になった?」と言ってくださる方もいて、その度に嬉しい気持ちでいっぱいになっています。

目標は「“架け橋”になること」と「上司2人のようになること」

__今後の仕事の目標は何ですか?

小林:2つあります。ひとつは歯科医師・歯科衛生士・歯科助手といった医療スタッフ同士をつなぐ、あるいは医療スタッフと患者様をつなぐ、架け橋になることです。

この目標が達成できれば、スタッフは働いていて楽しく、患者様は安心して通えて、来るたびに元気になるような歯科医院にできると思っていて。

おくだ歯科医院で働き始めた6年前からずっと院長に話している目標なんですが、まだまだ道のりは遠いと感じています。

__もうひとつの目標は何ですか?

小林:上司2人のようになることです。

おくだ歯科医院の受付の仕事には、業務効率化患者様の満足度向上のための施策の考案や実行も含まれています。上司2人は通常業務はもちろんのこと、こうした仕事でもすごく頼りになるんです。

私は最近になってようやくアイデアをひらめくことが増えてきましたが、具体策が思いつかなかったり、「これは良いアイデアだ!」と思ったものも、実はすでに上司たちが考え尽くした挙句にボツにしていたものだったりと、なかなかうまくいかなくて……。

2人の背中に学びながら、コツコツ成長していきたいと思っています。

おくだ歯科医院だからこそ迷いなく選べる、人生のネクストステップ

__では今後のライプラン(人生設計)について聞かせてください。

小林:2人目の子供を授かることです。

__おくだ歯科医院は、そのプランを実現できる職場環境ですか?

小林:はい。むしろ、今の職場だからこそ迷いなく選べる選択だと思っています。

おくだ歯科医院の医療スタッフは絶対に後悔させない歯科医療をモットーに掲げて、日々技術を磨いたり、知識を積み重ねたりしながら、緊張感を持って治療に向き合っています。

これは私たち受付スタッフも同じです。医療スタッフのサポートを含め、より多くの患者様のQOL(生活の質)を高めるためにできることはないかと、ずっと試行錯誤を繰り返しています。

そうしたプロフェッショナルとしての姿勢を持って全員が働いているからこそ、スタッフの間には、単なる同僚の関係を超えた「仲間」としてのつながりが生まれているんです。

だから私が産休・育休明けの時にも温かく迎え入れてくれましたし、子供に何かがあって休まなければならなくなった時も、スタッフ全員で支えてくれます。もちろん、他のスタッフが大変な時は私も全力で支えます。

こうした厳しくも温かい環境なら、「2人目の子供を授かる」という選択を自信を持って選べると考えています。

__では、最後にこの記事を読んでいる、受付スタッフ志望の方に向けてメッセージをお願いします。

小林:おくだ歯科医院には人を育てる風土があるので、歯科を含む、医療系の受付の仕事が未経験の方でも、ぜひ勇気を出してチャレンジして欲しいですね。

また受付業務だけでなく、色々な仕事に携われるので、接客はもちろん裏方の仕事でもやりがいを感じられます。これはおくだ歯科医院の受付スタッフの醍醐味だと思います。興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

__ありがとうございました。

まとめ

おくだ歯科医院の受付スタッフの仕事は、いわゆる受付業務にとどまりません。

小林が話してくれた通り、歯科医師・歯科衛生士・歯科助手といった医療スタッフ同士、そして医療スタッフと患者様をつなぐ役割を担っているのが受付スタッフだからです。

小林は持ち前の太陽のような明るさで、そんな受付スタッフとしての役割を一生懸命果たそうとしてくれています。

彼女のインタビュー記事を読んで、当院の受付スタッフの仕事に興味を持たれた方は、ぜひ彼女と一緒におくだ歯科医院の“架け橋”になっていただければと思います。皆様からのご応募を心よりお待ちしております。

院長 奥田

小林さん、いつも素敵な笑顔で医院を明るくしてくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。

診療内容

当院について

デンタルコラム

院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

詳しく見る