お知らせ

【2020年5月】医院のリニューアルのお知らせと顎関節症について【触診動画あり】

リニューアル後の院内

こんにちは。

はじめてデンタルニュースを書かせていただきます

歯科衛生士の南出です。

※ご注意ください!
この記事の後半に、顎関節の触診動画があります。口内が映りますのでお食事中のかたや苦手なかたはご注意ください。

内装&制服リニューアル

リニューアル前の院内
リニューアル前

ゴールデンウィーク明けに、おくだ歯科医院は内装をリニューアルしました!!

雰囲気がガラっと変わり、壁紙も綺麗になりました!傷をつけないよう気をつけて仕事したいと思います。

リニューアル後の院内
リニューアル後

また、ご覧の通りスタッフの制服もイメージチェンジしてます!

どうでしょうか?

私が言うのも何ですが、シックでかっこよく仕上がってます!ぜひ皆さんも検診の際に観察してみてくださいね!

顎関節症について

前回のコラムで裕太先生がナイトガードについてお話ししていましたが、私自身も前に働いていた歯科医院ではソフトタイプのナイトガードを推奨してしまっていました。

歯ぎしり・くいしばりについての対策は、マウスピースが効果的だという知識は少しあったものの、どちらのタイプが良いのかまでは理解できていませんでした。

そして私自身、くいしばりをしている自覚があるので、何年もマウスピースをして寝ていますが、顎の関節の凝りまでは自覚がありませんでした。

顎関節症の診断にも使われる、筋の触診検査を裕太先生に教わり、みんなで相互実習(スタッフ同士で練習)した時に痛みが強かったのでとてもショックでした。

顎関節症は日本顎関節症学会によって4つのステージに分類されています。

  • Ⅰ型「咀嚼筋痛障害」咀嚼筋に痛みや障害がでます。
  • Ⅱ型「顎関節症痛障害」もう少し進んでお口を開けた時に関節がに痛みが出てきます。
  • Ⅲ型「関節円板障害」さらに進み関節円板、関節の間のクッションのようなものが取れてしまうと運動障害が起こりお口が開かなくなったり、コリコリと顎の関節に音がなります。
  • Ⅳ型「変形性顎関節症」さらに進むとクッションがない状況で関節を動かしていると関節の骨が擦れ合うので削れて変形してしてしまいます。

実際に私が裕太先生に咀嚼筋と顎関節の触診検査をして貰った動画です。

院長 奥田

触診する強さは1kg以下なので、異常な緊張がなければ全く痛みは出ませんよ。

私も気付いてませんでしたが、口を閉じる時に若干左右のブレがあり、右の咬筋(口を閉じる筋肉)と右の顎二腹筋(口を開ける筋肉)に痛みがありました。

特に顎二腹筋は顔が歪むくらい痛かったです・・・。

若干の運動障害はあるけどまだ顎関節症のI型の範囲であろうと言われました。

この筋肉の痛みは食いしばるクセがある人に出ることが多いそうです。

以前のニュースでもお伝えした。認知行動療法とナイトガードを使用しながら噛み合わせの調整が必要だと言われ、以前の医院で作って貰ったソフトタイプのマウスピースからハードタイプのマウスピースに変更し、かみ合わせの調節をする事になりました。

触診が出来る咀嚼筋には咬筋、側頭筋、顎二腹筋、顎舌骨筋などがありますが、顎のマッサージは自分でもできるので、これからは継続的にしていこうと思いました。

歯だけではなく顎の関節も大切です

歯科衛生士として歯の大切さは理解してますが、顎の関節も大切なんだと日々勉強させていただいてます。

仕事に集中すると食いしばる癖があるので、患者様に指導させていただく時と同じように、注意して認知行動療法をおこなっていきたいと思います。

診療内容

当院について

デンタルコラム

院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

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