あけましておめでとうございます。
歯科衛生士の景井です。
遂に2020年がスタートしましたね。
昨年もちょうど1月のデンタルニュースを書かせていただきましたが、
今回は歯磨きの大切さについてお伝えしようと思います。
最近ではテレビや雑誌などにも歯科に関する情報が取り上げられるようになりましたが、歯磨きの大切さを歯医者で教えてもらって初めて気付く場合もあるのではないでしょうか?
私自身、衛生士として患者様とお話していると、「歯磨きってこんなに大切だったんだ」という言葉をいただきます。
そして、患者様のお口を初めて拝見した時に「磨いているけれども、その努力が成果として現れていない」という光景を目にする機会もあります。
歯磨きの目的は簡単に言うと虫歯や歯周病という病気の予防です。
そして、歯周病に関しては全身的な病気にも関わってきます。
病気を予防するためには、歯垢と呼ばれるバイキンの塊を取らなければなりません。
その唯一の手段が歯磨きです。
しかし、歯垢はネバネバしており、うがいだけでは取れませんし、歯と同じような色をしているのでパッと見ても気づきにくい色をしています。
ですので、磨き残してしまうという現象が起こってきます。
歯垢を取るためには、
①お口に合った歯ブラシの選択
②歯ブラシで取れないところにデンタルフロスや歯間ブラシを使う
③歯垢を取るための適切な磨き方
など、いくつかのポイントがあります。
患者様ごとにお口の中の状態も違いますので、きちんと磨けるためにはお一人お一人に合ったオーダーメイドの歯磨きが必要です。
そしてポイントを知っていても、実際きちんと磨けているかどうかは歯医者でチェックしてもらい、継続していく事が一番大切です。
皆さんが生涯にわたって美味しくお食事を召し上がって健康でいるためのサポートをいたしますので、わからないことや気になることがあれば気軽にご質問くださいね。
そして、なかなか歯医者に行く機会のない方は、この機会に歯を守る方法を知ってみませんか?
誠心誠意お応えしますので、お気軽にお越しくださいね。
最後に、私事で恐縮ですが1月20日をもって退社いたします。
今日まで温かく接していただいた皆様、心より感謝しております。
今まで皆様のお口の健康を守るサポートをさせていただけたことを嬉しく思います。
ありがとうございました。