患者様の声と治療実績

右下の歯が揺れる40代女性 M.I様

以前から右下の歯が揺れていたが今年になってから急に揺れが強くなり、他の歯医者を受診されましたが歯周病は治せないと言われ、歯周病専門医をお探しになり当院を受診された患者様です。

初診時のお口の状態
全体的に歯周病が進行し右下の歯は残すことが出来ませんでした。

歯周病(歯槽膿漏)が進行し、右下と左上の奥歯はどうしても残すことが出来ませんでした。

しかし、その他の部位の歯周病に関しては歯石とりと細菌の種類を特定する検査のみで対応し、骨の再生や外科的な処置を行うことなく衛生士単独での治療をおこないました。

ご来院されるのがあと5年遅かった場合、さらにたくさんの奥歯を失ってしまっていたでしょう。

治療終了時のお口の状態
歯周ポケットは治癒し健康な状態になっています。

患者様は真面目な方で、歯周病が進行していることをしっかりとご理解いただけ、衛生士からのアドバイスも素直に実行いただけました。

生活習慣の改善を行なっていただけたこと、患者様ご自身が若く免疫力も高かったこともあり、重度な歯周病(歯槽膿漏)でしたが手術をせずに治療することが出来ました。

治療後15年後のお口の状態
治療後15年のレントゲン写真

定期検診をしっかりとこなされ、15年が経過しました。40代から現在60代へとなられましたが、あれからは一本も歯を失うことなく人生を過ごされています。

この患者様は、歯科医師は計画を立てただけでほとんどの施術は衛生士さんが行いました。

治療概要
右下の歯の揺れをきっかけに来院。歯周病(歯槽膿漏)が進行していたため、右下・左上の奥歯を抜歯。

生活習慣の改善等、積極的に治療に参加してくださったため、その他の部位は歯石除去と細菌検査のみで治療が完了しました。
主なリスク
歯周再生療法はご自身の骨の再生を誘導するものです。そのため、患者様の全身の健康状態によっては効果が少なかったり、施術自体が行えない場合があります。

また外科処置ですので術後痛みや知覚過敏症状が数日出る場合があります。
治療期間
約1年
費用
細菌検査代5万円(現在では行なっていません)+保険診療分

診療内容

当院について

デンタルコラム

院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

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