デンタルコラム

これ一本で歯磨き効果が超UP!歯医者専売歯ブラシ「クラプロックス・ハイドロソニックプロ」

こんにちは。はじめてデンタルコラムを書かせていただきます、歯科衛生士の中前です。

多くの人が子供の頃からあちこちで「歯磨きが大事」と言われてきたことと思います。そのため確かに歯磨きが習慣になっている人は多いのですが、一方で歯磨きの質や歯ブラシの種類にまでこだわっている人は多くありません。

でも、歯科衛生士の立場から言えば、歯磨きの質にも歯ブラシの種類にも、しっかりこだわって欲しいのです。

そこで今回は「歯磨きの質」「歯ブラシの種類」にこだわって欲しい理由についてお話しするとともに、おくだ歯科医院がおすすめしている歯医者専売歯ブラシ「クラプロックス・ハイドロソニックプロ」について紹介します。

目次
  1. おくだ歯科医院には歯磨き指導専用の「TBIルーム」があります
    1. TBIルームがついに完成しました!
    2. 歯の治療は歯磨きに始まり、歯磨きに終わる
  2. 歯の健康を維持したいのなら歯ブラシにもこだわろう
    1. 効果的な歯磨きには、機能的な歯ブラシが必要
    2. 歯医者専売歯ブラシ「クラプロックス・ハイドロソニックプロ」
  3. まとめ

おくだ歯科医院には歯磨き指導専用の「TBIルーム」があります

TBIルームがついに完成しました!

当院は、2020年4月ごろからTBIルームの導入を検討し始め、ついに6月から稼働をスタートさせました。TBI(ティービーアイ)は「トゥース・ブラッシング・インストラクション」の略であり、歯磨き指導のことを指します。

TBIルームとは歯磨き指導専用の診察室のことです。当院では今までも定期健診などを通じて歯磨き指導を行ってきましたが、今後はTBIルームを活用してより効果的な指導を実施していきます。

歯の治療は歯磨きに始まり、歯磨きに終わる

「歯磨き指導」と聞くと、「子供のためのもの」と考える人もいるかもしれません。しかしTBIはお口の健康を維持するためには、老若男女問わず不可欠なものです。なぜなら、虫歯や歯周病になってしまうのは、正しく歯磨きができていないことが原因だからです。

厚生労働省が2011年に行った「歯科疾患実態調査」によれば、1歳以上の日本人の実に95%が毎日歯を磨いており、そのうち毎日2回磨く人の割合は50%にも上ります。この数字は1975年と比べて約2倍です。

しかし、これだけ歯磨きが習慣になっているにもかかわらず、虫歯や歯周病はまだまだなくなっていません。その大きな原因の一つが、歯磨きの質の低さなのです。

仮に定期的に歯医者でメンテナンスを受けていても、毎日の歯磨きの質が低ければ、虫歯や歯周病をしっかりと予防することはできません。

事実、歯医者や歯科衛生士の世界では「歯の治療は歯磨きに始まり、歯磨きに終わる」と言われ、とても大切な「治療」として位置づけられています。

ですから大人も子供も関係なく、正しい歯磨きができていない人は、当院のTBIルームでプロのブラッシング指導を受けて、正しい磨き方を身につけ、健康的な口腔内を維持できるように頑張りましょう!

歯の健康を維持したいのなら歯ブラシにもこだわろう

効果的な歯磨きには、機能的な歯ブラシが必要

正しい歯磨きを身につければ、毎日お口の中に溜まる歯垢を効果的に取り除けるようになります。

しかし一方で、一般的な人間の手で磨く歯ブラシ(手用歯ブラシ)で実現できる歯垢除去率には限界があります。実際、ある調査によれば、手用歯ブラシによる歯垢除去率は8〜9割程度(歯ブラシによって除去率に差あり)とされています。

加えて手用歯ブラシによる歯磨きは、きれいに磨こうとして必要以上に力が入ることも少なくありません。結果、歯ぐきを傷つけてしまい、歯肉炎や歯周病の原因になるケースもたくさんあります。

こうした手用歯ブラシのマイナス面をクリアする歯ブラシが電動歯ブラシ。中でも音波式電動歯ブラシは、とても高い歯垢除去率を誇ります。

電動歯ブラシ手でやるよりも、効率的に歯垢を取り除くことができる。ブラシが接してない場所の歯垢を除去することはできない。振動数は毎分2000〜7000回
音波歯ブラシ振動によって口の中に水流を発生させ、それによってブラシが接していない、やや深い部分の歯垢も取り除ける。振動数が毎分3万〜5万回のものを指す。

先ほど挙げた調査によれば、手用歯ブラシによる歯磨きの歯垢除去率が8〜9割程度であるのに対して、振動数3万1,000回の音波歯ブラシの歯垢除去率は平均で約99%にも上っています。

「たった数%の違いじゃないか」と思うかもしれません。確かに「音波歯ブラシのプラーク除去効果について」という論文によれば、1〜2週間程度では手用歯ブラシと音波歯ブラシとの違いは微々たるものだったとされています。

しかし5ヶ月後にお口の中をチェックすると、明らかに音波歯ブラシを使っている人の方が健康だったことがわかっています。

お口の健康は一生涯付き合っていくもの。音波歯ブラシは手用歯ブラシよりも高価ではありますが、長い目で見れば十分その価値のある出費と言えるのではないでしょうか。

歯医者専売歯ブラシ「クラプロックス・ハイドロソニックプロ」

「音波歯ブラシ」と言っても、ネットで検索をすると安いものから高価なものまで、実に多種多様な商品が販売されています。

その中でも、おくだ歯科医院ではスイスのオーラルケアメーカー「curaden(クラデン)」のクラプロックスシリーズのうち、歯医者専売の音波歯ブラシ「ハイドロソニックプロ」をおすすめしています。

  • 1分間に22,000~42,000回の音波振動:7つの強度レベル
  • 1つのボタンで簡単操作:オン/オフを切り替え/強度レベルの変更
  • 1回の充電:1日4分で2週間使用できるロングバッテリー搭載
  • 超高密度毛による効率的かつ徹底的な歯垢除去

強度レベルがワンタッチで変更できるため、電動歯ブラシの振動が苦手で使うのをやめてしまったという人でも、快適に使うことができます。

また、一般的な歯ブラシの毛数が約500〜800本であるのに対し、本製品の毛数は5,460本と約10倍にもなります。柔らかいながらも弾性のある毛束が、歯の表面の凸凹や歯の隙間に入り込み、しっかりと歯垢を取り除いてくれます。

さらに、用途によって選べる3種類のブラシが用意されており、お口の健康状態や歯並びなどに合わせて使い分けることもできます。

パワーブラシヘッド(左)しっかりパワフルな毛質。健康的な歯肉の方に。
センシティブブラシヘッド(中)非常に柔らかい毛質。敏感な歯肉の方に
シングルブラシヘッド(右)矯正などリスク部位へのアプローチに。

複雑な歯の生え方をしている、インプラント、歯列矯正、ブラケット、ブリッジがあるといった場合でも、十分にお口の中をキレイにすることができます。

私、中前も普段のホームケアにハイドロソニックプロを使っていますが、柔らかいブラシが歯に心地よいうえ、しっかりと歯垢も取り除けて歯がツルツルになるので大満足しています。

まとめ

歯磨きを習慣にできていることは、とても素晴らしいことです。しかし手磨きには磨き残しが生じたり、歯ぐきを傷めたりと、無視できないマイナス面があります。

毎日の歯磨きできちんとお口の健康をケアしたいのであれば、「クラプロックス・ハイドロソニックプロ」のような音波式電動歯ブラシがおすすめです。

ぜひとも「歯磨きの質」「歯ブラシの種類」にこだわって、お口の健康を維持しましょう!

院長 奥田

音波式電動歯ブラシはとても便利ですが、性能をフル活用するには正しい歯磨きを身につけている必要があります。ぜひ当院のTBIルームもご活用ください。

診療内容

当院について

デンタルコラム

院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

詳しく見る