デンタルコラム

【2026年8月20日リニューアル】おくだ歯科医院の「4つの進化」——人生に寄り添う、「全身予防医療」の拠点へ

エントランス

みなさん、こんにちは。大阪・十三のおくだ歯科医院、院長の奥田裕太です。

当院は1984年にこの十三の地で開業し、今年で42年目を迎えました。30年以上、定期検診に通い続けてくださっている患者様をはじめ、長年にわたり当院を信頼し、お口の健康を委ねてくださっている皆様に、まずは心より感謝申し上げます。

さて、すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、当院は2026年8月20日(木)に大幅なリニューアルオープンを迎えました。

今回の改装は、単に壁紙を綺麗にしたり、古くなった設備を新しくしたりするだけの工事ではありません。

私たちが一貫して大切にしてきた「患者様と二人三脚で歩む医療」「患者様を絶対に通院や治療で後悔させない」という想いをさらに一歩、前進させるためのリニューアルです。

今回は、新しく生まれ変わったおくだ歯科医院の「4つの進化」について、院長の私から直接、皆さまへお伝えしたいと思います。

目次
  1. 進化1:診察台を5台から7台へ増設!ご予約がもっとスムーズに
  2. 進化2:【新CT×AI】「歯医者で全身をチェック」を当たり前に
    1. 1. 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の早期スクリーニング
    2. 2. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)のチェックと対応
    3. 3. AI×専門医の「ダブルチェック体制」
  3. 進化3:目に見えない場所こそ妥協しない。「セントラルサプライ」と衛生管理
    1. 院内感染リスクを限りなくゼロへ近づける取り組み
  4. 進化4:歯医者を「嫌な場所」から「よりよい自分に変わる場所」へ
  5. まとめ

進化1:診察台を5台から7台へ増設!ご予約がもっとスムーズに

「定期検診の予約を取ろうとしたら、都合の良い日程が空いていなかった」
「急に歯が痛み出した時に、すぐに予約が入れられなかった」

そんなお声をいただくたび、完全予約制を大切にしているからこそ、もどかしさを感じていました。

そこで今回のリニューアルでは、スタッフルームを別の建物へ移転させ、院内の診療スペースを大幅に拡張。診察台(チェア)を従来の5台から7台へと増設(うち4台は新調)しました。

診察台が2台増えることで、患者様にご案内できる診察枠は、単純計算で約1.4倍に拡大します。

これにより、

  • これまで以上に空き枠が見つけやすくなります。
  • 「急なトラブル」や「ご希望の日時」にも、これまで以上に柔軟に対応可能になります。

診てほしい時に、スムーズに予約が取れる」——。当たり前のことかもしれませんが、通院のストレスを減らし、大切な歯を守り続けるための第一歩として、私たちはこの「通いやすさ」をより強化することにしました。

進化2:【新CT×AI】「歯医者で全身をチェック」を当たり前に

おくだ歯科医院では、痛む1本の歯だけを診るのではなく、お口全体のバランスを診る「一口腔単位の治療」を基本姿勢としてきました。

近年では、内科や整形外科といった医科とも積極的に連携し、「お口から全身の健康疾患を予防・早期発見する」という新たな領域へとアプローチしてきました。

今回のリニューアルではお口はもちろん、全身の健康へのアプローチをさらに強化することで、患者様にとって「歯医者で全身をチェック」が当たり前になるような診療を提案していきます。

要となるのが、新たに導入する「広視野(Large FOV)歯科用CT」と「AI解析システム」です。

従来型のCTとは異なり、頭頂部から顎骨、首元の気道までを一度の撮影でクリアに捉えることができるため、お口のデータから以下のような全身疾患のスクリーニング(初期チェック)が可能になります。

1. 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の早期スクリーニング

顎の骨の密度(骨質)をCTとAIで精密に測定・分析します。

ご自身では気づきにくい骨密度の低下を早期に察知し、リスクが高いと判断された場合は、当院から連携する整形外科へご紹介いたします。

詳しくは、歯医者でのレントゲン×AI解析で、骨粗鬆症リスクに気づくきっかけを。で解説しているので、興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。

2. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)のチェックと対応

「朝起きた時に顎が疲れている」「しっかり寝たはずなのに日中眠い」といったお悩みはありませんか?

新たに導入するCTでは、気道の太さや狭くなっている部分を測定・見える化し、睡眠時無呼吸症候群のリスクを調べることができます。

必要に応じて呼吸器外来等の専門医をご紹介するほか、当院でも舌の位置を改善するトレーニング(TRP)などのご提案を行います。

TRPについては、マウスピースでいびきが半分に?──舌の位置を整える“TRP”を院長が自ら試してみましたもご一読ください。

3. AI×専門医の「ダブルチェック体制」

お顔の立体データ(フェイススキャン)とCT画像をAIで精密に重ね合わせ、噛み合わせや骨格のバランスを高度にデータ化します。

また、このAIによる客観的で正確なデータ分析に、私(院長)や専門資格を持つスタッフの「人間の目」を掛け合わせることで見落としリスクを抑え、より精密な診断を実現します。

地域の整形外科や呼吸器内科といった「医科」と当院のような「歯科」が連携することで、「歯医者さん」は単に「歯を守る場所」から「全身の健康寿命を延ばす場所」へと役割が変わっていく。私たちはそう考えています。

進化3:目に見えない場所こそ妥協しない。「セントラルサプライ」と衛生管理

患者様が安心して治療を受けられる環境を作るために、私たちが今回こだわったのが「消毒・滅菌エリアの全面刷新」です。

新しい院内では、消毒・滅菌スペースをあえて医院の中心に配置する「セントラルサプライ(中央材料室)構造」を採用。

「使用済みの器具(汚染エリア)」と「滅菌処理済みの器具(清潔エリア)」の動線を一方通行で完全に分離することで、両者が混ざったり、同じ空間で触れ合ったりすることによる交差汚染のリスクを物理的にシャットアウトするためです。

院内感染リスクを限りなくゼロへ近づける取り組み

もともとおくだ歯科医院では、歯を削る機械(タービン・コントラ)は患者様ごとに必ず器具を交換し、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)で完璧に処理した清潔な器具だけを使用してきました。

回転器具の内部は複雑で血液や唾液が入り込みやすい構造をしているためです。

今回のリニューアルではこうした取り組みに加えて、医療用全自動洗浄消毒装置「ミーレ(ジェットウォッシャー)」の新調も行いました。

これは、国際規格(ISO 15883)を満たした自動洗浄・熱水消毒器で、手洗いでは届かない複雑な器具の内部まで、93℃の熱水で徹底的に消毒・不活性化させる設備です。

医療機関として「衛生管理が徹底されていること」は当然の義務です。

しかし当院は、患者様の目には見えないバックヤードだからこそ、リスクを限りなくゼロへ近づける努力を続けなければならないと考えています。

進化4:歯医者を「嫌な場所」から「よりよい自分に変わる場所」へ

「あのキーンという機械音が苦手」
「消毒液の匂いや、独特の緊張感で体が強ばってしまう」

歯科医院に対して、このような苦手意識をお持ちの方は少なくありません。そこで今回の改装では、従来の「歯医者さんらしさ」をできるだけ感じさせない内装デザインにこだわりました。

真っ白な診察室は清潔感はありますが、どうしても「注射や治療の痛み」を連想させてしまうもの。また、リニューアル前のような木目調の内装は、温もりを感じる一方で、どうしても生活感が出てしまいます。

歯科医院は確かに「治療する場所」ですが、同時にお口や全身の健康を通じて「よりよい自分に変わる場所」でもあります。

そこで今回は、ニュートラルなグレーを基調とした、ホテルやサロンのような「リラックス」と「非日常」を感じさせる空間にしました。当院にいらっしゃる際の患者様のお気持ちが、少しでも前向きになるような場所になっていれば幸いです。

まとめ

以上が、今回のリニューアルでおくだ歯科医院が進化する部分です。しかし、医院を改装しても、設備を新しくしても、全く変わらないものがあります。それは私たちの「患者様に向き合う想いと姿勢」です。

テクノロジーやAIは、あくまで診断の精度を高め、患者様の安全を守るための「ツール」に過ぎません。医療の本質は、いつの時代も「人と人との対話」にあります。

だから、私たちはこれからも、

  1. 最低術後10年間再治療が必要にならないこと
  2. 最低30分以上の診察時間を確保すること(完全予約制)
  3. 定期検診の実施

という3つの約束を頑なに守り続けるとともに、

  • 歯周病学会やインプラント学会の専門資格を持つ経験豊富な歯科衛生士による「衛生士完全担当制」
  • 治療のメリットだけでなく、リスクや費用、期間についても包み隠さずお話しし、患者様ご自身が、これなら納得できると思える選択をサポートする「対話型カウンセリング」

継続してまいります

「おくだ歯科医院を選んで本当によかった」
「ここに来ているから、年を重ねても自分の歯で美味しいものが食べられる」

患者様にそう笑っていただけるよう、院長をはじめスタッフ一同、新しい環境で皆様とお会いできる日を心より楽しみにしております。

院長 奥田

8月2日〜8月19日の期間は工事に伴う休診をいただき、患者様に多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを、改めてお詫びいたします。今後とも末長く、おくだ歯科医院をよろしくお願い申し上げます。

診療内容

当院について

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院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

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