デンタルコラム

現役歯科衛生士4名が本音で語る、働く歯科医院選びのポイント

みなさん、こんにちは。大阪・十三のおくだ歯科医院、院長の奥田裕太です。

現在、おくだ歯科医院には入職4年目〜32年目までの、合計4人の歯科衛生士が所属しています。

彼女らに歯科衛生士時代の話を聞くと、真面目に授業を受けていたタイプもいれば、

「実習の時は緊張ばかりしていて、大阪の隅から隅まであちこちに実習行ったものの、言われたことをこなすだけで精一杯だった」

と言う者がいたり、

「アルバイトに打ち込んでいて、当時のことを思い出すと『追試』『単位』しか思い浮かばない」

なんて者もいたりします(笑)。

今回はそんな彼女らに、「就活していた時の歯科医院選びの基準」「今だから思う、就活・転職をするときに絶対外してはいけないポイント」を聞いてみました。

今まさに就職活動をしようと考えている歯科衛生士の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次
  1. 「働く歯科医院選びの基準」先輩たちはどう考えていた?
  2. なぜおくだ歯科医院を選んだのか?
  3. 今だから言える、就活で絶対外してはいけないポイント
  4. まとめ

「働く歯科医院選びの基準」先輩たちはどう考えていた?

「働く歯科医院を選ぶには、自分なりの基準を設けることが大切」。

就活本でも就活ガイダンスでも、よく聞く話です。当院の歯科衛生士の場合は、

  • 通勤がしやすいかどうか
  • 職場の雰囲気が良いか

を重視していたそうです。

職場の雰囲気については、「見学時のスタッフ同士の会話や、患者様への接し方を特に注意深く見ていました」とのこと。

見学時には、実際の手技を間近で見られる機会があるか、指導体制が整っているか、といった点にも着目していたようです。

一方で「専門学校の先生から福利厚生や保険をよく見なさいとアドバイスされましたが、正直なところ、自分では具体的な基準を持てているわけではなかった」という声も。

これを読んでいる方の中には、「自分なりの基準なんて考えつかない」という方もいるかもしれません。

そのような場合でも、諦めずに「ここで働きたい!」と思える歯科医院を探し続ければ、良い出会いがあるはずです。

なぜおくだ歯科医院を選んだのか?

では、彼女たちがおくだ歯科医院への就職を決めたのはどのような理由からなのでしょうか。聞いてみると「職場見学の際に働きたいと思ったから」が多数を占めました。

見学を通じて、スタッフ同士の関係性や日々の業務の様子を実際に見ることができ、自分に合った環境かどうかを判断できたそうです。

特に、「先輩方が後輩の意見にも耳を傾けてくれる雰囲気」「何でも相談できる環境」が印象的だったという声が聞かれました。

他にはこんな話をしてくれたスタッフもいます。

自分より1年先に歯科衛生士になり、新卒で勤務されている先輩を見て、「ここで働けば、自分も来年あんな風になれるのかな」と想像すると、ワクワクしました。
それがきっかけで就職したいと相談したんです。

まず、面接と見学の時間をしっかり準備いただけたのが好印象でした。
しかもその段階で私自身の将来についても話をしてくれたんです。
その時に「ここなら年齢を気にせず、確実にキャリアを積むことができるかも」と思ったのが決め手でした。

職場見学では、実際に自分が働くことをイメージして、

  • スタッフが患者様に対して、どんな対応をしているか?
  • 技術的な面でのきめ細かいケアが行われているか?
  • スタッフ間の連携はどのような形で行われているか? など

をじっくり観察して、違和感を抱かないか、逆に「こんな歯科衛生士になりたい!」といった気持ちになるかなどをチェックするようにしましょう。

今だから言える、就活で絶対外してはいけないポイント

「実際に勤めてみて、就活をしていた当時の自分にアドバイスするとしたら、何と言う?」と聞いてみると、真っ先に帰ってきたのが、

医院見学は複数行って、慌てず、じっくり見極めて、と言いたい。そのおかげで今の自分があるので。

という答えでした。また「通勤時間や業務内容にあったお給料は大切!」と言った声も。こうした基本的な条件が自分に合っていなかったら、ずっと仕事を続けられなかっただろうから、とのことです。

  • 「10年後、この歯科医院で働いていれば、こんな歯科衛生士になれる」とイメージできるかどうかを基準に歯科医院を選ぶように伝えたい。
  • 5年後10年後どうなっていたいのか、どんな分野の専門性を磨きたいのかをしっかり考えて、と言いたい。

こうした将来のビジョンについて触れる人もいました。

彼女らは「そのためにも、教育制度が整っているか、院長が歯科衛生士の教育やキャリアについて、きちんと考えてくれる人かどうかは、きっちりチェックするべき」と話します。

これを読んでいる方の中には、今の就活を経て初めて社会に出る、という方も一定数いるかと思います。

そのような方が最初から5年後、10年後の自分のキャリアを思い描くのは、もしかすると難しいことかもしれません。

しかし歯科衛生士という仕事は、場合によっては歯科医師よりも近くで、患者様のお口の健康を守ることができる、やりがいのある仕事です。

だからこそ、就活のタイミングで「将来自分がどんな歯科衛生士になりたいのか」をじっくりと考える時間を持つことが、とても大切なのです。

まだ考えたことがないという人は、5年後10年後の自分が充実した毎日を送れるよう、少し時間を作って考えてみるのも良いかもしれません。

まとめ

大阪・十三のおくだ歯科医院では、患者様のお口の健康を第一に考えた治療に取り組んでいます。

完全予約制で、担当制を採用しているため、患者様との関係も深く築けます。また、学ぶことが好きなスタッフが多く、共に成長できる環境が整っています。

歯科衛生士としてのキャリアをスタートさせようとされている皆さんは、ぜひ一度当院まで見学にいらしていただき、実際の雰囲気を感じていただければと思います。

見学のお申し込み、ご質問などお気軽にお問い合わせください。

また、当院では「院長・奥田による月に4日、1日4名様までの無料相談サービス」という少し変わったことをしています。

1回の相談は1時間。自分の歯や家族の歯の相談以外に、就活をされている方の進路相談にも対応しています。

気になる方は、お電話で「Dcareの無料相談を希望です」とお伝えください。空いている日時をご案内させていただきます(無料相談についての詳しい内容は、歯科医師による無料相談サービスを始めますをご覧ください)。

加えて、この記事を読んで当院で働くことに興味を持っていただいた方は、ぜひ特設採用ページもご覧ください。おくだ歯科医院の考え方や募集要項のほか、歯科衛生士などのスタッフインタビューも掲載しております。

院長 奥田

【見学・採用に関するお問い合わせ】は以下まで。皆さんからのご連絡をお待ちしています。
TEL:06-6302-7447
メール:info@okuda-dental.jp
担当:井上

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当院について

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院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

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