デンタルコラム

7月のデンタルニュース

インプラント治療にインプラントUV光照射器導入いたしました!!


7月よりインプラント手術の際、インプラント体に紫外線を当て骨との結合力を高める効果のある「インプラントUV光照射器」を導入いたしました。

この研究はUCLA歯学部教授の小川隆広先生らのチームの長年の研究のを基に開発されたもので、各種メディアなどでも現在注目を浴びているものであります。

インプラントに紫外線を当てることでチタンをより新鮮な状態に戻すことが可能となり、ベストの状態での患者様への埋入できます。

このことがインプラントと骨との接着する力が2.5倍~3倍に上昇すると言われ、すでに世界で標準化しつつある画期的な技術です。

この機械は現在世界中でも認可が下りているのは日本だけというものでまだ50台ほどしか普及しておりません。
当医院ではより安全で確実なインプラント治療を目指すためいち早く導入に踏み切りました!!

詳細は光機能化バイオマテリアル研究会ホームページ(http://hikarikinou.officialwebsite.jp/)をご覧ください。

Er:YAGレーザー「アーウィン アドベール」導入

アーウィン アドベール
こちらも機械の導入になります。
Er:YAGレーザー「アーウィン アドベール」を導入いたしました。
簡単に言うとレーザー治療器といったところでしょうか?
このアーウィンアドベールは色々なレーザーがある中で、歯を削ることができるレーザーとして開発されたものです。
なぜ歯を削ることができるのか?
これは歯の組成を分析して歯を形成している要素を取り除けば、歯を削る事が出来るのではないかという研究の結果、歯の構成要素の一つである水分に反応するタイプを探し出す事に成功したからです。
虫歯にEr:YAGレーザーをあてると、一瞬にして歯の水分が蒸発し、虫歯部分が分解されていきます。
人間の体は水分が多く、この水を取り除くレーザーは歯を削ること以外においても様々な可能性を秘めています。
当医院でも様々な治療で役に立ってくれるレーザー治療器となります。

治療を中断してしまうと・・・ ~ その1 ~


痛みがなくなったり、つい用事で歯科に行けなくてそのままに…
なんてご経験はおありでしょうか?
ついつい忘れがちになってしまう歯科への通院ですが、治療途中で放っておくと大変なことになります。
そんな例をお一つご覧いただきます。


この歯は虫歯が神経まで広がっており根の治療が必要となりました。
根の治療を始めたところ患者様の来院が途絶えてしまいました。
○の部分にはお薬が詰まっています。
恐らく最初ご来院された時にはあったお痛みが治療の過程でなくなってきたからなのでしょうか?


それから一年後・・・


食事中に歯が破折してしまったためにご来院。
根の治療途中の仮蓋が外れてしまったまま放置してしまい、中で虫歯が広がってしまいました。
神経の処置を行うと、歯の強度は30%程度になってしまうと言われています。
痛みや、しみる症状が出ないので無症状で虫歯が広がってしまいます。神経の治療は被せ物が入って終了です。


期間、回数がかかりますが、治療終了まで
通院して頂きますよう宜しくお願い致します。

診療内容

当院について

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院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

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