患者様の声と治療実績

もっと噛みたいと言われた86歳女性 S.S様

18年前治療終了時のレントゲン写真

H7.2.28 島

お口の中の状態

H27.2.23 術前5面観 (1)

その後18年間定期検診に通われていましたが噛み合わせの治療を行わずに入れ歯を使用されていた事もあり、噛み合わせが下がり、受け口がどんどん進んでしまった為に残っていた前歯に負担がかかり、前歯を失うことになってしまいました。

下の前歯を抜いて総入れ歯にするか、インプラントを使用して固定式の歯での治療を行うか長い時間をかけて患者さんと相談を行いました。

何故なら患者さんは85歳と高齢なこもあり一度に6本のインプラントを埋める大掛かりな手術を行うリスクがあったからです。

しかしながら長い間入れ歯で、食べたいものを我慢していたし、18年間ずっとあの時治療していたらもっと色々な物が食べれたのかな?と悩んでた。 最後に好きなもの好きなだけ食べたいとの患者さんの思いや、高齢ではありましたがお元気で全身疾患も無いことも踏まえてインプラント治療を行うことに。

今回は治療の再介入の時期を遅くすることよりも手術の回数を出来るだけ少なく、患者さんの負担を減らし、治療期間を短くすることを目標に治療計画を立てました。

手術前の状態

H27.7.8 下顎1OPE (2)
H27.7.8 下顎1OPE (3)

手術終了当日の状態

インプラントの手術当日に仮の歯を入れました

H27.7.8 下顎1OPE (33)
H27.7.8 下顎1OPE (31)

その為に麻酔科医の先生とも相談し、インプラントを入れる手術と同日に嚙みあわせを変えた仮の歯を入れることによって、受け口の治療も同時に行うことにしました。

治療終了時のお口の状態

H28.7.28 最終6面観 (8)

治療終了時のレントゲン写真

20160728術後ETC島 幸子3494

治療が終わった時にはずっと食べたかった東京浅草のお気に入りのおせんべいが食べれました。皆さんも食べて下さいとおせんべいをスタッフにプレゼントして頂けました。

治療概要
ずっと使用していた入れ歯が原因で前歯を失ったことをきっかけに来院。高齢であることからリスクについて再三検討を重ねましたが、患者様の希望にしたがって6箇所のインプラント治療を施しました。
主なリスクと副作用
・インプラントがくっつかずに脱落してしまう場合がある。
・出血、痛み、腫れ、出血、しびれ、化膿などの合併症を引き起こすおそれがある。
・術後に周辺の骨がなくなってしまう場合がある。
・インプラント周囲炎になる場合がある

インプラント治療には上記のリスクや副作用が出る可能性があります。

詳しいメリットとデメリットについては、インプラント治療のメリットとデメリットをご確認ください。
治療期間
1.5年
費用
約450万円
施術者
奥田裕司

診療内容

当院について

デンタルコラム

院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

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