デンタルコラム

Dr奥田海外学会参加報告

院長海外学会参加

すっかり肌寒くなり、気がつけばもう10月です。今月のデンタルニュースは院長の奥田先生が9月にアメリカで学会に参加してまいりました。その様子を奥田先生に書いていただきます。

今年も9月11日から17日まで、AAP(米国歯周病学会)に参加してきました。今年から皆さんも御存知のように、関空の空港使用料が世界一高いのと各空港会社の経営不振から、関空からデトロイトに飛んでいた便が廃止となり、関空、成田経由デトロト乗換ボストンと関空-デトロイト約13時間、デトロイト-ボストン約2時間に加え、関空から成田で待ち時間を入れ2時間プラスの長旅になりました。11日の朝10時に集合してボストンのホテルに着いたのは、同じ11日の夜10時(時差が13時間あり)そのままgo to bed。
翌日は朝7時半から朝食付きのPlastic surgery meeting(歯周形成外科のミーティング)に参加このミーティグは30名位の少人数で開催されるのですが、参加メンバーが半端でなく、アメリカ歯周病学会の元会長や重鎮達そして若手の新進気鋭のメンバーで構成されています。
昨年Seattleでは最後の発表者で終日、心臓バクバクで朝食、昼食とも喉を通らなかったのですが、今年は発表がなく食事もおいしく頂けました。
翌日は8時からGeneral sessionがスタート、お昼のLunch timeには展示場に100店以上出ているboothでの材料の購入や目新しい材料や機材の探索し、午後から夕方5時まで講演を聴き、その後、参加した我々の研修会のメンバーが集まり、本日の解説と題して、一度の同じ時間帯に多くの講演があるので、それぞれ参加した先生が内容を伝えあって、また慣れていなくて英語が十分理解できない若手の先生達に対しての報告会を1時間位行い。一日目終了。
「長い一日でした、時差ぼけの重いまぶたとの戦いの一日でした」その後は仲間と学会場近くのSea food restaurantへ「乾杯!お疲れさまです」

院長海外学会参加
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院長海外学会参加
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(レストランから見たボストンダウンタウンの夜景)
翌日も朝8時から講演開始、10時から私達の研修会のリーダーでもある宮本先生が教育講演をして、会場満席で立見のでるほど、私達のレベルの高さを認めてともらったと、同じ日本人として、また仲間として誇りに思い感動しました。午後からも講演、本日の解説ではアメリカで技工士として活躍している、Aki, Yoshidaと我々の研修会の顧問で、元AAPの会長、Dr.Myron Nevinsをお招きして小講演会を行い、終了。その後、タフツ大学の近くにある中華街のレストランで食事「乾杯、お疲れさまでした」

院長海外学会参加
院長海外学会参加

翌日は最終日、朝は同じく8時スタート、午後からはオーダーしていた材料のピックアップそして、4時に終了、今日は本日の解説はなく、ホテルに早く帰り、休息後、おみやげ調達して荷物のパッキング
今日は今回のボストンで楽しみにしていた、レッドソックスの大リーグ観戦、大学の後輩でタフツ大学に留学後、アメリカの歯周病専門医の資格をとり、ボストンで開業している先生が、観戦チケットを取ってくれていたのです。それに加え6月から故障者リストにのり、マイナーで調整していた松坂が、何と、何とメジャーに戻ってきて、この日に登板予定とのニュース、何とラッキー!
5時半ホテル出発、電車は満員、FENWAY PARK球場に着くとすごい人で盛り上がり、50ドルのシートはどのあたりと期待して球場に入るとライトスタンドの外野席、「ちょっと、期待はずれ?」しかしさすがメジャー、スタンドとグランドがめちゃ近い、それにライト側はレッドソックス側、なんと松阪大輔が投球練習を近くでしているではないか!背番号18と顔も確かにみえる、思わず写真(パチり)でも、でも実際に試合が始まると、松坂は蟻くらいの大きさに….

院長海外学会参加
 
  
院長海外学会参加
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(レフトスタンド前にあるグリーモンスター、日本なら球場の大きさがレフトとライトで違えば、とっくに改造して作り直すが、フェンスを高くするなんて草野球の球場に思うが、アメリカで一番古い球場して堂々と君臨しているのもまた不思議である。常識にとらわれない発想?日本にはないかも?)
試合はピンチも多くあったが、松坂はナイスピッチング、6回まで無失点、レッドソックス快勝、7回からリリーフに交代、岡島の登板を期待していたがブルペンで少し投球練習が見ただけで登板なし、唯一の 心残りも、ナイスゲームを見られたし、数少ないボストンでのプライベートな時間を過ごせて満足でした!
翌日、朝8時半発の便で日本へ、「明日から仕事、アメリカの専門医と自分の医院とレベルの差を感じて、不足している部分を確認して1年計画の改善計画、1994年から続けている仕事であるが、年々時差ぼけからの回復に時間かかり体力の衰えを少々感じるが、まだ53歳。来年のAAPはハワイ西海岸でまだ近い、また日本歯周病学会、臨床歯周病学会と共催で多く日本人も参加するので、講演依頼を申し込んでいたが、残念ながら選考されなかったので、ポスター発表をしようと企画中。
頑張ります!!

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院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

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