2018年4月のデンタルニュース歯ブラシ持参のお願い。

おくだ歯科医院 歯周病・インプラントセンター衛生士の太田です。

歯ブラシ指導・クリーニング時に使用する歯ブラシを完全廃止してから約1ヶ月が経ちました。

 

 

ほとんどの患者様が歯ブラシや歯間ブラシ・その他ホームケアで使用中のグッズをお持ちいただいています。

ご協力ありがとうございます。

歯ブラシ持参システムを導入したのは、衛生面の向上とお口の中にあった清掃器具で効率良くホームケア出来ているか確認させていただくことを目的にはじめました。

患者様がお持ちになる歯ブラシを拝見していると、本当にたくさんの歯ブラシがあり、その歯ブラシを選択した経緯も様々です。

「歯周病って言われるから歯周病用を選んだ」

「家族が購入してきたものがあったから」

「すぐ広がるから安いのを選んだ」      etc・・・

ドラッグストアなどにはたくさんの歯ブラシがならび、デザイン・価格もさまざまです。

では、市販されている歯ブラシや歯磨き粉と歯科医院専売品はなにが違うのでしょう。

市販の製品はJIS規格に沿って製品が作られているので、歯ブラシの固さや形状はいくつかの種類がありますが、毛の長さはほとんど同じです。

歯みがきは手で行うので、歯や歯肉に伝わる力加減は毛の硬さと毛の長さが大きく関係します。

 

 

 

市販の物は毛の長さが規格で決められているので各メーカーは毛先の固さや形状でしかバリエーションを増やすことは出来ず、各個人の汚れの付き方やむし歯の状況、力加減、歯周病の進行具合や歯肉の腫れの程度に合わせた歯ブラシというより、どなたでもある程度の汚れがとれる様に設計されています。

歯ブラシを選ぶ際には、ざっくりと柔らかめ・硬め・歯周病用などといった表記から自己流で自分のお口になんとなく合っているものを選択している方も多いかもしれません。

また、歯みがき粉は、薬用成分などの配合されている種類や濃度も歯科で売られているものより低く、種類も限られているので、その効果には大きな差が生じます。

歯科専売のものは規格に縛られることなく、各歯科メーカーが研究データに基づいて科学的に開発しているため、毛先の形状や長さ、大きさ等をさまざまに組み合わせて、むし歯予防用、歯周病予防用、炎症がある歯肉用、親知らず用、ホワイトニング用 矯正用など、たくさんの種類の歯ブラシがありますが、市販品と比べると少し値段が高くなるのはこのためです。。

歯科の治療中は、状況も変化し、気をつけなければならないポイントが変化します。

毎日日々の習慣として行なっている歯ブラシかもしれませんが、もっとも大切な治療の1つです。お口にあったものを正しい方法で使用し、効率よく効果的にホームケアしていきましょう。