歯石の除去

歯石の除去

ご自身での歯ブラシが上手く出来るようになると、歯ブラシでは取れない歯ぐきの中にたまっている歯石(歯垢が固まったもの)を専門のトレーニングを受けた衛生士や歯科医師が器具を使い、一本、一本丁寧に取っていきます。

歯石除去は歯茎の上の柔らかい歯石除去と歯茎の中の硬い歯石除去にわかれます。歯茎の上の柔らかい歯石は比較的簡単に取る事ができます。
しかし歯茎の中にできてしまった歯石は血液を含み、黒く硬くこびりついている事が多いので除去が困難です。
歯茎の中の歯石除去には回数と時間がかかります。

見えない所の歯石を手の触感で探して取るので、処置が難しいため時間がかかります。また細かい作業のため、一回で全部の歯を掃除する事は難しく、数回にわけて行う必要があります。
痛みがある場合には麻酔をするため、一度に全体を処置できません。

歯石の除去は歯周ポケットの深さで時間や回数が代わりますので担当の衛生士や歯科医師に相談して下さい。

歯周外科処置

それでは、歯石を取り除いた後、歯周ポケットの再検査をして、歯周病菌がたくさん残っている、歯周ポケットが4mm以上の部分が多くあり歯ブラシが入らず歯周病を再発する可能性が高い場合(中期から後期のケース多い)どのような治療が必要でしょう?

その場合は(11)のように歯周ポケットの深い部分や歯根の形が複雑で、凹みの間など取り残している歯石を確実に取り除き、歯周ポケットを3mm以下にするため歯周外科処置を行います。

(12)のように歯石をきれいに取ったのもかかわらず、歯周ポケットが7mm(器具のメモリ一つが1mm)あります、このような状態は歯周病が進行・再発するので、積極的に外科処置を行い右の図にあるように、歯石を確実に取り除き、歯周ポケットを3mm以下になったことを確認後に補綴処置(被せ、詰め物、ブリッジなどの治療)を行います。

外科処置といえば、なにか大がかりに思いますが簡単な処置です。最初の歯石除去は歯周ポケットの入り口から器具を入れて処置をしますが、歯周外科処置は歯周ポケットがある歯ぐきを開いた状態で歯石を取り除きます、ですから歯周ポケットの深い部分や歯根の形が複雑で、凹みの間など取り残している歯石を直接見ながら取り除くことができ歯周ポケットを3mm以下にすることがでます。この方法が以前から用いられてきた切除療法という歯周外科処置です。