デンタルコラム

Dr.奥田ボストンシンポジウム参加報告

第10回PRDシンポジウム

今回のデンタルニュースは特別編といたしまして当医院院長の奥田が6月に行ってまいりましたボストンでのシンポジウムの様子をアップさせていただきます。

今年の6月10日から13日まで、PRDシンポジウムに参加した。毎回ボストンのコープリー・プレスで、3年に一度開催されるこの学会は世界のトップクラスのインプラント専門医、歯周病専門医、修復専門医(天然歯やインプラント上部の被せを作る専門医)が集まり、講演をする他の海外の学会以上にレベルの高い学会で、毎回参加するのが楽しみである。

今回も関空~デトロイト便の運航がなくなり、伊丹~羽田~成田~デトロイトーボストンと22時間の長旅となったが、夕刻7時にはホテル着、そのまま軽食とって睡眠取った。翌朝は8時から終日学会参加、3つのセッションが同時に開催されるが、どれも聞きたい内容ばかりで、どの会場に行くか迷ってしまう内容にワクワクした。

第10回PRDシンポジウム

翌日も8時スタート5時まで終日講演会場に、その後はJIADS恒例の今日の解説が始まる、前回のアメリカ歯周病学会参加記にも書きましたが、同時の3つのセッションが進行するので、参加した先生それぞれの内容を報告して、若手で英語の講演に慣れていない先生にも解説して理解してもらおうとの集まりである、これが終了したのが7時前やっと2目終了。その後ほぼ全員で日本食レストランへ「乾杯、お疲れ様です」

翌日3日目は、私がこの5年間取り組んできた、「インプラント予定部の抜歯時の取り扱い」のテーマで多くの研究論文を出され非常に参考にしていた、Dr. Araujoの講演をはじめて聞くことでき、講演後少し話しすることができ、非常に有意義が一日となった。

第10回PRDシンポジウム
(スエーデン・イエテボリ大学Dr.Araujoと)

4日目も朝8時スタートだが、この日最終日で3時まで私達JIADSを代表して宮本先生がAAPに引き続きオファーを受けて素晴らしい講演をされて、またまた会場は超満員となった(海外の学会の評価は厳しく、内容がプアーだと容赦なく人がドンドン会場からいなくなるから本当にシビアです)

その夜はJIADSメンバー全員で、クラムチャウダー・ロブスターで有名な、ロイヤルシーフードレストランで、打ち上げ会楽しい一時を過ごしました。

第10回PRDシンポジウム

翌日は、多くのメンバーは帰路についたが、私達はタフツ大学の歯学部で、歯周病専門医になるべく学んでいる学生と彼らを指導しているレジデント(先生)や 講師・助教授に講演する機会を与えて頂いた。
タフツ大学の講師でありボストンで歯周病専門医で活躍している諸井先生に新しくなった校舎を案内してもらい、このような素晴らしい環境で勉強できる生徒が、とても羨ましく思った。
その後準備していると学生達や先生が集まり講演スタート、私は3番目の演者で講演して、4人のメンバーとも、高い評価を得て多くの質問も受けJIADSや日本のレベルの高さを十分認めてもらえたと感じた。
その後、タフツ大学の生協でオペ着などの、記念のお土産を買い、近くのチャイナタウンの中華料理で昼食、料理通の諸井先生の推薦する店とあってとてもおいしかったです。
その後地下鉄でホテルにもどり、午後から初めてのフリータイム、荷物の梱包やお土産買ったりとプライベートな時間を楽しみました。

第10回PRDシンポジウム
(JIADSの代表4人で、いざタフツ大学へ、早朝の地下鉄の駅で)

第10回PRDシンポジウム第10回PRDシンポジウム

(タフツ大学は地下鉄の駅からすぐ、最近増設して綺麗な校舎になっていた)

第10回PRDシンポジウム第10回PRDシンポジウム

(準備を終えた頃に、学生達が集まってきた)

第10回PRDシンポジウム第10回PRDシンポジウム

(3番目演者で講演)

第10回PRDシンポジウム第10回PRDシンポジウム

(講演後、アメリカ歯周病学会で有名なグリックマン先生の写真前で記念撮影)

第10回PRDシンポジウム第10回PRDシンポジウム

(チャイナタウンで)
翌日は午前3時モーニングコール、3時半にホテルを出発、ボストンーミネアポリス~シアトルー関空で帰途に着いた。
明日からまた診察、頑張ります。

診療内容

当院について

デンタルコラム

院長紹介

奥田 裕太

1982年生まれ。大阪十三で「おくだ歯科医院」を経営。大切にしているのは「患者様と一緒に悩み、一緒に成長し、笑える、二人三脚の治療」。

詳しく見る